業務内容
大石ノ岡砂防堰堤(鹿児島県北薩地域振興局発注)
- ジャンル 砂防堰堤(防災施設)
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業務名
火山砂防測量設計委託(大馬越川(3)工区・・・砂防堰堤予備設計
火山砂防測量設計委託(大馬越川(3)工区・・・砂防堰堤詳細設計 - 実施場所 鹿児島県薩摩川内市入来町地内
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委託期間
2015年3月6日 ~ 2015年7月31日・・・砂防堰堤予備設計
2016年7月20日 ~ 2017年1月25日・・・砂防堰堤詳細設計 - 設計概要 予備設計:砂石川5渓流は、下流域に特別養護老人ホーム等があることから、 過年度に透過型堰堤が計画済みであったが、共有名義地の用地取得が困難と なったため、今回、その用地に影響しない位置での砂防施設配置計画を検討した。 また、過年度設計は旧基準での設計であったため、新基準の『土石 流・流木対策設計技術指針』に基づき、渓流調査・流木調査・巨レキ粒径調 査の再調査を行い設計条件の見直しと砂防堰堤予備設計を実施した。砂防堰 堤配置計画は、各コントロールポイントや計画捕捉量等を満足できる位置を 決定した結果、不透過型砂防堰堤(堰堤長L=84.5m、堰堤高H=12. 5m)の土石流対策砂防堰堤工を計画した。 詳細設計:本業務は薩摩川内市藺牟田砂石地区(大石ノ岡1渓流)において 鹿児島県の砂防計画に基づく土石流対策砂防ダムの予備設計を行ったものである。 当渓流は里山の開けた直上流の位置にあり、下流には人家、特別養護 老人ホーム、病院等の保全施設がある。このため土石流捕捉施設として鋼製 スリットを備えた透過型コンクリート砂防堰堤として渓流調査の結果を基に 崩壊土砂量、流木量を算出し設計した。 施設の配置は地形及び現地の制約条 件から一次選定で概略の位置決定を行い、更に二次選定で経済的に最適的な 案を選定し、下流の渓流保全工も計画した。計画規模は堰堤高H=7.0m、 堰堤長L=60.5m、透過部堰堤高h=5.0mとなった。
BEFORE - 設計前
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AFTER - 竣工後

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